バリアフリー新築注文住宅での気をつける点|失敗しないポイントとは

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新築注文住宅で家を建てようと考えた時に、バリアフリーについても検討する方がとても増えてきています。
当たり前ですが、将来的に親の介護を考えたりするのですから、バリアフリー化した段差のない家や手すりのついた廊下など、高齢者や介護が必要な状況の時に必要な住宅作りは昔と比べて当たり前になってきました。
しかし新築注文住宅においては、バリアフリー化に気をつける点ががあります。
将来必要だと思って計画したバリアフリー住宅が、実際はまったく役に立たず無駄になってしまう可能性も。
この記事では、新築でバリアフリー住宅を検討中の方なら必ず知っておくべき
- 気をつける点
- 失敗しないポイント
- お得にバリアフリー住宅を手に入れる方法
について解説していきます。
バリアフリー住宅とは
「バリアフリー」という言葉自体は聞いたことがあると思います。知っている人は多いですよね。
バリアフリー住宅とは、「高齢者や介護が必要な人が生活するうえで便利な環境を整えた住宅のこと」をバリアフリー住宅と言っています。
つまりバリアフリー住宅の特徴は、高齢になっても、介護が必要な状況になっても、住みやすい空間づくりができており、手すりや、段差、温度環境といった部分においても配慮された家づくりが特徴です。
長く住み続ける注文住宅を建てて、夢のマイホームを建てるわけですから、今だけに注目した間取りづくりではなく、将来も見据えたバリアフリー注文住宅が注目されているといえます。
ただし注意したいのは、単純に一般的なバリアフリー化した住宅環境が本当に住みやすいのかどうかは、別問題となってきます。
ここからは、新築注文住宅をバリアフリー化する際に気をつける点についてみていきましょう。
バリアフリーの家を建てる時に気をつける点
バリアフリー住宅を新築で計画している場合、気をつける点は以下の5つ注意点です。
- バリアフリーの必要性がどこまでかを考える
- 家族みんなが使いやすいバリアフリーにする
- 原状回復しやすいバリアフリーかどうか
- バリアフリーにこだわりすぎて費用が高くつく
- 見栄えだけのありきたりなバリアフリーは意味がない
バリアフリーの必要性がどこまでかを考える
バリアフリーが必要になる時の家族の状況を想像することが大切です。
バリアフリーにするといっても、将来どのような状況でバリアフリーが必要になるのかは、実際のところわかりません。
しかし、想像することで、どのようなケースが考えられるのかが見えてきます。
例えば、両親の介護が必要になってくるケース、自分自身の介護で必要になってくるケース、両親が脳梗塞などで障害を持ってしまったケース。
それぞれ、可能性があるわけですが、両親の年齢や、ご自身の年齢、現在の病気の有無、健康状態などを確認していくと、想定できる状況が少しずつ見えてきます。
その時に、必要なバリアフリーはいったいどういうものなのでしょうか?
ある程度具体的な想定をすることで、何を、どのようにバリアフリーにしていくのかということが、具体的に見えてきます。
こういった想像をしないで、安易にバリアフリーにしてしまうと、必要のない設備や環境となってしまったり、逆に使いにくい家を建ててしまい、再びリフォームしなければならない状況になってしまうケースもあります。
家族みんなが使いやすいバリアフリーにする
同居している人のことも考えたバリアフリーが望ましい。
バリアフリーにするときに、高齢になった両親や、介護が必要になった人を想定して計画を立てるのは当たり前なのですが、見過ごしガチなのが、他の同居している家族の暮らしやすい空間づくりも大切です。
手すりが必要だからといって、むやみやたらに手すりをつけたがる業者は多いですが、本当に必要でしょうか?杖をつけば解決する場所や、逆に杖は使いづらいから手すりが必要な空間。
手すりをつけてしまったことによって、収納スペースが狭くなり、予定していた冷蔵庫が入らない。といった些細な設計ミスが出てくるケースもあります。
実際に使う家族は高齢者、介護が必要な人だけではありません。そのことを今一度考えた上で、家族みんながバリアフリーの環境で使いやすい家づくりをしていきましょう。
原状回復しやすいバリアフリーかどうか
介護が必要なくなった時のことも考える必要がある。
バリアフリーのことばかりを気にしてしまうと、見えなくなってしまうのが介護が必要なくなった時、介護が必要なかった時のことです。
老人ホームに入居することになり、家を売却したり貸出したいという場合や、そもそも、介護の必要がなくなったというような時に、バリアフリーを改修するリフォームが必要なケースも出てきてしまいます。
しかし、施工方法によってはリフォーム自体が難しいケースもあるでしょう。
そこまで見込んでバリアフリーを考える必要があります。
バリアフリーが必要なくなっても、売却を考えた時に現状のままで売却できるか?リフォームが必要になるか?この辺りも、1度考えてみることをお勧めします。
バリアフリーにこだわりすぎて費用が高くつく
バリアフリーの注文住宅にする際に、廊下を広くしたり、手すりを設置したり、階段の段差を低くしたり、部屋と部屋の段差をなくしたり、様々な工夫ができます。
しかし、追加すればするほど、価格面が高額にならないように注意が必要です。
一般的な注文住宅とは異なり、バリアフリー住宅の建築には追加料金が発生するのが一般的です。
ハウスメーカーや工務店によってはバリアフリー設備が標準仕様になっているケースもあるため、契約前にどこまで対応できるかを確認しておくと安心ですね。
また、新築でバリアフリー住宅を建てる場合、補助金制度や減税措置、優遇制度はまだまだ対応していな自治体がほとんどです。
しかしながら、リフォーム・住宅改修では補助金、助成金がほとんどの自治体で行われています。
新築時点では最低限の箇所のみバリアフリー化しておき、後々に必要に応じて補助金を利用しながらリフォーム・改修をするのがお得な方法だともいえます。
とってつけただけのバリアフリーでは意味がない
バリアフリーといえば、「手すりが至る所にのある家・段差の少ない家」ではありません。
手すりは多ければ多いほど便利なわけではありません。逆に邪魔になってしまうことが多いのは使う人の立場にならなければわかりません。
ハウスメーカーの中には、導線や利便性は考えずに、ただ設置すればよいという認識をもっている企業もあり、見栄えだけで使い勝手が伴わない設計にになってしまう可能性も。
トイレや廊下に手すりを設置したとしても、介護が必要になった場合、介護する人にとって邪魔になっては意味がありません。
また、介護が必要な人は杖で家の中を歩くかもしれませんし、車椅子の可能性もあります。そうなった場合、どんな廊下にするのが一番柔軟性があるバリアフリーになるのか?
将来の話になるので、可能性は無数にあります。その可能性を考慮した上での家づくりがポイントになるでしょう。
決して、バリアフリーもどきにならないように注意しましょう。
バリアフリーで失敗しないポイント
バリアフリー住宅では、介護が必要な人、介護をする人、そこで生活する人のそれぞれの目線で考えていく必要があります。
ここでは、バリアフリー住宅を建てる時に役立つ7つポイントをご紹介していきます。
バリアフリー住宅で失敗しない7つのポイント
リビングなど段差をつくらない
リビング、廊下と和室、トイレや洗面所、浴室など極力段差をなくしましょう。部屋を区切ることができるパーテンションや玄関など、意外と段差が生じてしまうものです。
ただし、床は滑りにくい材質が望ましいでしょう。床はとても滑りやすい素材が多いので、段差がなくても滑ってしまっては意味がありません。合わせて検討した方がよいです。
手すりをつける
手すりはあらゆる場所に設置することが可能です。ですので、むやみやたらに手すりを設置してバリアフリー住宅とするのではなく、使う人の行動、使い勝手、使わない人の使い勝手も考慮して設置することがポイントです。
引き戸を使う
開き戸は杖を使ったり、車いすを使っている場合は非常に使いづらいです。利用頻度が高いよく通る扉は引き戸を使うなどの検討が必要です。
滑りにくい床材を利用
床はフローリングの住宅が多いですが、床材は気にしなかったり、コストを下げるために安い素材にしがちですが、床材は滑りにくい材質のものを選びましょう。床の張替えとなると特に浴室には気を使いたいです。
高齢者や介護が必要な人は1階に寝室を
高齢者にとって階段の昇り降りはかなり負担が掛かります。将来的には1階に寝室を作れるような居間を配置するケースを考えておきましょう。しかし、負担が少ない家にしすぎることで、体が弱って筋力の衰えを助長してしまうケースもあります。楽に生活できる分、筋力が衰えやすくなったりすることも考えられますので、そのあたりも家族との話し合いが必要です。
水廻りは広めに
トイレ、洗面所、浴室は介護のことを考えたら、余分でもスペースがあった方が使い勝手がいいです。しかし、トイレなどは広すぎると立ち上がる時に手すりが遠くなってしまったりなど、スペースが広い分、デメリットも出てきますので注意が必要です。
火元はIHキッチンに
火災事故は高齢者にとって、とても危険な存在です。住宅を建てる際には火元はIHにすることをおすすめされますが、全てオール電化にしてしまうと、災害時に困ってしまうケースもあります。ガスコンロなどは防災用に1つ用意しておくか、一部をIHキッチンにする方法も検討した方がよいです。
家の中の温度差をなくす
高齢になってくると、浴室と室内の温度差で血圧の急変が起こり、倒れる人は少なからず多くなってきます。ですので、室内の温度差をなくす設計をすることが一般的ですが、室内の気温を一定にすることで、血圧の急変は起こりにくいですが、血圧のコントロールをしなくて良い生活に慣れてしまい、外出時のスーパーと外気の温度差や、電車の中と外気の温度さといった、外で起こるヒートショックに体がついていけなくなる恐れがあります。
ある程度、血圧をコントロールさせるためにも、室内の温度を一定にしてしまうことは、体を逆にやわにしてしまう可能性があるので注意しましょう。
バリアフリーでの失敗事例
yahoo知恵袋やtwitterでの失敗事例を参考にしてみましょう。
なるほど〜(^ ^)
親戚のおばあちゃんちは、玄関からリビングダイニングまでは広めの廊下にしたのに、リビングからお風呂とトイレまでの廊下は普通の廊下幅にしてしまったから、車椅子が通れず…「失敗した」って言ってました💦
バリアフリーって言っても、なかなか難しいですね〜(^_^;)— mikenekonote (@222mikeneko) 2018年11月22日
廊下の幅広さは車椅子を想定していなかった失敗例です。やはり、家族がどのような環境になるのかを想像しておくことがポイントになりますね。特に、後から大幅なリフォームが必要となるケースになりかねませんので注意が必要です。
@moccomyu いいですよ。図面では分からなかったけど、完成してから失敗したと分かることがホントに多いんです。一般の住宅なら、多少不便でも我慢すればいいだけけど、障害のある方のバリアフリー住宅の場合は、生活そのものにかかわる重大な問題ですからね。
— 岡村英樹 (@okamura_sunny_p) 2011年7月12日
図面だけでバリアフリーを計画すると、いざ家の内装が完成してから後悔するケースもあります。図面だけでなく、しっかりと計測した間取りで実際の状況を確認しながらバリアフリーの計画を立てることがより良い家づくりとなります。
玄関のくつ脱場と廊下の段差をなくしてバリアフリーにしたけど、泥や砂がしょっちゅう入ってくるので、掃除が大変。
出典:realestate.yahoo.co.jp/knowledge/chiebukuro/detail/13185578458/
私自身の意見
私は“バリアフリー住宅”にするならば平屋建ての住宅をお薦めします。
現在の家を建てる前は、小さな家でしたが平屋住宅でした。今の様に階段を昇り降りしなくていいし、戸建てでも上下階の音を気にする必要もありません。
また、車椅子生活にならないように健康管理に気をつけ、運動不足にならないように心がけるようにします。
ですので、廊下などは車椅子が通れない幅になるかもしれませんが、その分リビングを広くとり、家族がリビングに集まれる家づくりにします。
平屋建ては“バリアフリー住宅”を考えている方にとっては最適な選択だと思いますよ。平屋にすることで動線がシンプルになりますし、廊下の幅を広めにするなどまた違う意味でのバリアフリー化が図れます。子供から高齢者まで安心な家になるではずです。
ただし、土地が多少広くないと計画できないというデメリットはありますが・・・
一度、平屋建ても考えてみてはいかがでしょうか?
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- 部分的な情報だけで頭の整理がつかない
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