個人事業主だけど廃業しそうピンチ!40代手前でピンチをチャンスに変える方法

30代後半で個人事業主で自営業やってきたけど廃業しそう。
やばい!ピンチ!ここまできたらいよいよ廃業を視野にいれなきゃ。
そわそわした気持ちで不安ばかり大きくなってしまっているあなたへ
まずは深呼吸です。
これからどのように生きていけば?家計のことを冷静に考えていくにも、どうすればいいのかわからない?
この記事では廃業しそうな状況を冷静に把握して、今のピンチをチャンスに変えて行くための方法をご紹介していきます。
これを読むことで
- 廃業しそうな現状の把握
- 廃業後の転職の可能性
- 廃業前にできること
- 廃業しそうな今だからやるべきこと
これらを明確にしていきたいとおもいます。
とにかく今すぐ現金が必要なあなたは24時間受付可能なビジネスローンも組める即日キャッシングという手もあります。
廃業しそうな現状の把握
廃業しそうと思うほど切羽詰まってきているのですから現状の把握が大切です。不安ばかりが大きくなって冷静さを失ってしまいそうだと思うので、まずは現状を整理していきましょう。
今月の売り上げはいくら足りないのか?
まず重要なのが、今月の売り上げ(粗利ベース)で考えていきましょう。
最低ラインの必要な売り上げ目標に対して、現在の売り上げがいくらなのか?
今月の最低ラインまでいくら足りないのかを計算してみましょう。
たとえば、月間の売り上げが60万あればなんとかなるとするなら、今日現在の売り上げが20万あったとすると40万足りないということになります。
まずは、落ち着いて、現在の売り上げ状況を把握しましょう。
このままいくと今月の売り上げはいくらになるのか?
次に今月の売り上げ予想を見積もります。
今日現在の埋まっているスケジュール、行動を行なっていくことで80%くらいの確率で確定できる売り上げ予測を計算してみます。
それを今日現在までの売り上げと合算して、このままだといくら足りないのかを考えていきましょう。
そうすることで、足りない金額が赤字ということになります。
この赤字金額が埋まれば、とりあえず今月はしのげることになるので、しっかり計算して、今月乗り切れるのかきれないのかをしっかり把握してください。
貯金は残りいくらあるのか?
個人事業主なので、会社の財布と自分の財布は同じようなものになっています。
現在の貯金はいくらあるのでしょうか?
緊急時に使用できる貯金額を把握することで、あとどれくらい廃業しないで挽回できるチャンスがあるか把握することができます。
貯金額を把握して、赤字に補填した場合の計画も考えておくとよいですね。
この売り上げが続くとあと何ヶ月もつのか?
今月の売り上げ不信はタイミングの問題なのか?それとも業界、営業不信、案件不信など様々な要因で売り上げが下がっていると思いますが、この売り上げが一過性のものなのか、継続的なものなのかを考えてみましょう。
そうすることで、廃業すべきか、まだチャンスはあるのかを明確に判断できるはずです。
売り上げを挽回していくのであれば、あらたな方法を行なって売り上げを立てていくのか、既存の方法で売り上げを回復させていくのかの2通りあるとおもいます。
現実的に、最短で稼ぎを増やしていくことだけにまずは集中して、何をすべきかを考えていきましょう。
廃業後の転職の可能性
まだ廃業前ですが、廃業した場合のことを想定してみましょう。
廃業した場合、何らかしらの仕事をしてお金を稼がなければなりません。でも40代手前だと仕事も選べるのか不安。給料も18万とかしかないのか不安。そもそもどんな業界で働けるのかよくわからない。
個人事業主をやっていると就職、転職に関する状況が全くわからないと思うので、まずはご自身の市場価値を知る上でもいくつかの転職サイトに登録して、実際の肌感を感じることをおすすめします。
実際に廃業前に自分の可能性をしっておくことで、今後の人生の方向性も見えてくるので、転職するかしないかは置いておいてもとりあえず登録して、自分の市場価値を把握することで廃業後の道の選び方も間違うことなく進めます。
市場価値を知るのでおすすめなのは
ミイダスという求人サイトです。
ミイダスはプロフィールを登録すると、過去の登録者の市場価値とのクロスマッチングによって、登録者の予想年収を導き出してくれる独自のサービスを行なっています。もちろん無料なので、早速登録して、ご自身の価値を調べて見てください。
もっと具体的にあなたの市場価値を知るためには、ゲキサポ!転職というサービスがおすすめです。面談を行い直接転職アドバイザーに意見を求めることです。彼らは転職のプロですし、あなたを転職を成功させることで給料をもらっている立場なので、どのような状況であってもあなたの得意、向き不向きに合わせて、あなたの可能性を導きだしてくれます。
こちらも登録は無料ですし、急な決断をせまられる前にある程度、自分の価値を知っておく上でも1度登録して、カウンセリングを受けることをおすすめします。
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実際に私もこの2つのサービスを利用することで、廃業してからの方向性を見つけることができました。ミイダスはあくまでも簡易的な予想年収が出てきますが、カウンセリングを受けると、明らかに具体的な自分の可能性が見えてきます。
廃業してからだとバタバタして、結局つぎの仕事を見つけるまでに半年以上かかるケースもあるので、事前に前倒しで廃業ピンチくらいの時に次のことを考えておくのが大切です。
廃業前にできること
廃業前にピンチをチャンスに変える方法があるかもしれません。
冷静に判断すれば見えることも、いまの大きな不安を抱えては見えなくなってしまっていることもあります。
ここでは、廃業前にできることを順を追って書き出せるように各項目ごとにトピックとしてご紹介していきます。
売り上げを立て直す方法を既存から考える
売り上げを立て直す方法として、既存のお客様からの売り上げあると思います。
既存のお客様は今どれくらいいるのかを把握しましょう。
件数がわかれば、そのお客様にDMやメール、LINEなどからアプローチすることで集客できる可能性があります。
例えば既存顧客リストが100件あって、ハガキDMを送ったとすると
82円(ハガキ代)×100件=8200円がコストになります。
1件成約(成約率1%)あれば、売り上げが上がります。
即座に行動できて、売り上げを上げる方法としては既存顧客へのアプローチは可能性を秘めています。ぜひトライしてみてください。
売り上げを立て直す方法を新規で考える
次に、新規顧客に対して売り上げを上げる方法を考えていきます。
このケースだと、広告費としてPPC広告やチラシ配布、SNSの活用が考えられます。
PPC広告は費用対効果がある程度見えているのであれば、トライしても良いと思います。
あるいは、チラシは即効性があるので、チラシ配布にて集客する方法もありでしょう。
SNSは無料なので、twitter、インスタグラム、facebookも活用することで新規集客が見込めます。
また、twitter、インスタグラム、facebookも広告を打つことができるので、画像作成などができれば、早速トライしても良いでしょう。
廃業した時の借金について考える
万が一廃業することになった場合、どれくらいの負債が発生するのかを現実的に考えておくことも必要です。
店を閉めたときに、困ってしまうお客様がいれば、その対応、費用の返金等があればその額も出しておく必要があります。
お客様に閉店を告知する方法、HP、SNSのアカウント閉鎖、電話、インターネットなどの解約手続きも必要になってきます。
万が一廃業する場合の、作業リストを簡単にリスト化しておくことも事前準備の1つになります。
廃業する場合のジャッジラインはどこか?
廃業したくないけれど、決断しなければならない時があります。
それはいつなのか?
あるいは、いつまでに判断するのかを決めることです。
先延ばしは一向に変化が起こりません。
諦めは肝心です。別に恥ずかしいことではありません。またチャレンジできる時がきたらチャレンジすればいいのですから。あのホリエモンは1度警察に捕まってから復活しています。
どんな転落もかすり傷程度と考えておけば不安も少し和らぎます。廃業しても死にはしません。
だからこそ、自分のなかで、本当の本当の最悪な状況の2歩手前くらいで、廃業のジャッジを判断するように、期日を決めてしまいましょう。
その期日までに全力を出して、失敗したのであれば、悔いは残りませんし、新たな気持ちで次のステージへステップをすすめるはずです。
廃業しそうな今だからやるべきこと
最後に、廃業しそうなピンチなときだからこそ、やってもらいたいことをちゃんとまとめておきましたので、ここを見ながら、あなたの現状把握と今後について考えてみてください。
- 短期間に売り上げを回復させる方法あるのか?
- その場合の行動リスト
- あと何ヶ月もつのか?タイムリミットはいつか?
- 廃業した場合はどうするのか?
- 転職?自己破産?バイト?派遣?
- まずはやれることを1つ1つやっていこう
最後に廃業を決めたあなたへ
廃業を決意したのであれば、次は廃業を進める手順です。
こちらに廃業に必要な5つの手順をご紹介していますので参考にしてみてください。