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ヤマト配送単価の価格競争がもたらす、末路は破滅それとも未来?

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初めまして、ペケと申します。以前は会社員として働いていましたが、自分らしい幸せな生活を追求するためにフリーランスとしての道を選びました。 主に動画編集を通じて生計を立てています。 健康や心理学、お金に関する幅広い分野に興味を持ち、それらを学びながら得た知識を皆さんと共有したいと思っています。 また、自宅でバリスタとしても日々精進しており、朝に飲む一杯のコーヒーを楽しむことが好きです。最近ではエスプレッソに魅了され、ラテアートの練習に励んでいます。文章を書く際はつい長くなってしまうことがあり、その点が悩みですが、ブログを通じて情報をお伝えしていければと考えています。

ヤマトホールディングスの業績の下方修正がトレンドキーワードとなり話題となっています。

背景としては、アマゾンの荷受けを一旦制限したことで、アマゾンの配送は地域限定業社や個人の配送業社へと仕事が流れて言ったということにあります。

その配送料の価格が非常に安い!

ヤマトの配送料は1個当たり平均420円とされる。

それに対し地域配送業社や個人事業主は200~250円で引き受けているという。

もはや価格競争が激化しすぎて訳がわからない状況になっています。

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実際のニュース

ヤマトホールディングス(HD)は10月31日、2020年3月期の業績見通しを下方修正した。営業収益は250億円減額して1兆6700億円(前期比2.7%増)に、営業利益は同100億円引き下げ、620億円(同6.3%増)を見込んでいる。

主力のデリバリー事業において、大口法人顧客の取扱数量が想定を下回ったことなどが響いた。中核子会社のヤマト運輸は2017年春から法人向けの運賃値上げを進めているが、それによって顧客である荷主がヤマトから離れてしまった格好だ。

アマゾンのヤマト向け委託比率は3割に低下

「ヤマト離れ」した大口法人顧客の中で、最も大きい存在がアマゾンだ。佐川急便に代わり、2013年から大部分のアマゾンの荷物をヤマトが扱っていたが、2017年に従業員に対する未払い残業代問題が発覚。ヤマトは働き方改革の一環として宅急便の荷受け量抑制と運賃値上げなどの事業構造改革を進め、結果的にアマゾンの荷物の取扱量が減少した。

再配達問題解決アプリ「ウケトル」のデータによると、アマゾンのヤマトへの委託比率は2017年4月時点で7割強あったが、2019年5月時点では3割強まで下がった。

アマゾンが日本で出荷する荷物は年間で推定5億個に及び、単純計算で年間約18億個にのぼるヤマトの取扱荷物の3割弱を占める。比率が縮小したとはいえ、ヤマトにとってアマゾンが最大の顧客であることは間違いないとみられる。

アマゾンの荷物の数量が減ること自体はヤマトの想定どおりだったが、今期になっても数量が戻ってこないことは誤算だった。

事業構造改革を経て、今期の取扱数量は前期比3.9%増を見込んでいたが、2019年4~9月期は0.6%増にとどまった。荷物量の回復に備え、午後の配達に特化した配達員「アンカーキャスト」を2020年3月末までに1万人を採用する予定だったが、荷物量の回復力が鈍く、採用はいったん凍結している(2019年9月末時点で約6500人)。

参照:http://a.msn.com/01/ja-jp/BBWBU6I?ocid=st

価格競争の末の末路

価格競争が激化することで最終的には以下のようなことが考えられる。

  • サービス品質の低下
  • 労働条件の悪化

ヤマトは価格競争に巻き込まれて、大企業がゆえのフレキシブルな運用が行えずサービスの低下を招いた。大企業がゆえにドライバー一人一人のクオリティーまで管理できなかったという形になる。

これを請け負ったのがもっと小さい形でビジネスを行なっている配送業社、および個人事業主の配送業社になる。

かれらは、以前よりもアマゾンの仕事が増えることで仕事量が増える。

つまり彼らも忙しくなっていくわけだが、どれくらいかわからないが、1人の労働環境のキャパを超えてくるとサービスの品質低下が予想される。

特に個人や規模の小さい企業はただでさえ、サービス品質の差がドライバー1人1人でことなるので1つ問題が浮き彫りになれば、無数に問題が浮き彫りになり、また最終的にはヤマトに配送業務が戻ってくる可能性もある。

あるいは、アマゾンが独自に教育をしたドライバーのみがアマゾンの配送を任されるといったアマゾン側がドライバーの品質管理を行う可能性も考えられるだろう。

配送ビジネスの価格競争の末路

結局のところ、配送業界の末路は価格競争による品質低下か、労働条件の悪化へ向かい、

あらたな配送方法を確立しなければこの問題は常にいったりきたりの状況にならざるをえないだろう。

あらたな配送方法としてはドローン輸送が考えらるが、ドローン輸送として1つのアイデアを提案したい。

ドローン輸送が配送ビジネスの価格競争の末路を救う!?

ドローン輸送の問題点は、受け取り側が待っていなければならない。着地した場所に届けるしかないので、ポストの中に入れたりすることができないという点が問題になる。

これを解消するために筆者が思ったアイデアが、屋根の上に設置した荷受けBOXだ。

それぞれの家の屋根にBOXを設置して、そのBOXから家のなかへ荷物が入っていくいわゆるサンタクロース方式が実現できれば、かなり需要があると思われる。

あるていどの大きさのBOXを設置しておけば、あらゆるものを屋根のBOXに配送すれば済むので、着地の問題なども解決するし、屋根の上なので荷物を奪われる心配もなくなる。

こういった企業がいないか探してみたが、現在のところ実現させようとしている企業はまだいないようだ。

ぜひこのアイデアを実現させる企業が現れてほしい。

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初めまして、ペケと申します。以前は会社員として働いていましたが、自分らしい幸せな生活を追求するためにフリーランスとしての道を選びました。 主に動画編集を通じて生計を立てています。 健康や心理学、お金に関する幅広い分野に興味を持ち、それらを学びながら得た知識を皆さんと共有したいと思っています。 また、自宅でバリスタとしても日々精進しており、朝に飲む一杯のコーヒーを楽しむことが好きです。最近ではエスプレッソに魅了され、ラテアートの練習に励んでいます。文章を書く際はつい長くなってしまうことがあり、その点が悩みですが、ブログを通じて情報をお伝えしていければと考えています。

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